キャラクターズファイル「吼えろトビアス」全三話をクリアしました。
トビアスを中心にして語られたナドラガンドの冒険の少し後のお話でした。
バージョン3で出会った竜族たちと再会して領界同士が絆を深めていく様子を見ることが出来て嬉しかったです。
冒頭のトビアスは、相変わらず自分と解放者を比較したりうまくいかないことを悩み、突然の出来事にうろたえてばかりだったのですが、ルビーとの出会いをきっかけに大きく成長する姿を見ることが出来たことも素晴らしかったと思います。
最初ルビーと出会ったときはかなり戸惑いうろたえていたのに次第に子として受け入れて、何よりも優先して守りたいと思う父としての包容力まで身に着けるとは。
そして個人的には本当のナドラガがどんな神だったのかどれほどナドラガンドを大切に想っていたのかも見ることが出来てよかったです。
ルビーがトビアスを父と思い込んでしまった原因は世界を思う気持ちの他にもナドラガの長兄神としての責任や気持ちの弱い部分も似ていたからかなと思いました。
邪悪なあれそれがなければ、それに魅入られずに兄弟神と対話することが出来たら、もう少し違った未来があったのかなと思うのですが・・・。
でもなんでルビーはあのしゃべり方なんでしょう。ナドラガの趣味かな。あと最後の報酬が自分の娘の神獣化したぬいぐるみってトビアスの親ばかっぷりが素敵でした。
魔障に脅かされることもなくなった竜族はきっと長命なのかなと思うので、ふたりは絶対再開できると思うし、出来ればそれが早いものであってほしいなと思います。
またもう一つ気になったことはトビアスが今もナダイアが言った竜化するための教えを信じ続けていたことです。実は敵だったとなれば全否定してもおかしくないと思うのに、神官長として兄弟子としてのナダイアは今も慕われる部分がある存在だということに驚きと嬉しさがありました。
トビアスの竜の姿かっこよかったです。竜との共闘は熱かった!
でも綺麗にめでたしめでたし…とは言えずにまさか最後にピュージュが出てくるなんて!絶対に穏やかじゃない展開に今後なりそうです。今のところ絶対的にいい印象がない!
ナドラガンドの旅を一旦終わりにするのには最高のお話だったと思います。この先は解放者じゃなく竜族たちでナドラガンドをいい方向に変えていくんだなと、安心して旅立てそうです。
最後に、神獣パチャティカにもまた会えてよかったです。バージョン3本編でも主人公への助言や邂逅の多さから親近感がすごくあって大好きなキャラなので。
ふと思ったのですが、プクリポとかナドラガとかパチャティカとか…、
丸いフォルムが好きなのかもしれない……。